20170915 クストリッツァ映画の魅力
8月はボリュームの大きい案件に取りかかっていた為
ずっと家にいた気がします。
9月に入りやっと一段落。
とはいえぼやっとしてるとすぐに見逃すなと思って、
本日公開の映画を見に行きました。
『オン・ザ・ミルキー・ロード』。
好き映画をあげるときに私がまずあげるのが
エミール・クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」。
絵が綺麗、色が印象的、動物がいい味。
紛争地域が舞台の悲しみが土台にある世界。
でも確実に人間が生きている世界。
その描き方が好きで、この監督作品はいくつか見てます。
内容あらすじ読まずに見ることを決める監督の一人。
今回も相変わらず死が皆に当たり前で、突然の別れにも悲しみに暮れる人はいない。
感情をカラッと描いているのに逆にキャラに血が通っている感じがして、
生きるっていいなと思ったり。
ファンタジー要素もいっぱいあるのだけど、私はそういうの苦手でもあるのだけど
クストリッツァ作品は何か好きなんです。
ちょっと今回動物が血を流すことが多くて辛いとこもあったけど
もう一回見たいなと思う作品でした。